AWS SESでメール送信元の電子署名DKIMを設定

AWSのSESを使ってメール配信を行っていると、時々Gmailのヘッダーに amazonses.com経由 と表示されます。

送信者名の横に詳細情報が表示される理由 – Gmail ヘルプ

上記、Google のヘルプによると、

メールが別のメール サービス経由で送信されたことを示しています。送信者が他社のメール サービスを使ってこのメールを作成した可能性があることを示しています。たとえば、ソーシャル ネットワーキング サイトのメール機能を使って送信されたメールや、登録しているメーリング リストから送信されたメールなどが考えられます。

とのことなので、この表示を消すためには、

Gmail では、メールが正しく認証されているかどうかの確認を行います。一括メール送信機能や他社の アフィリエイトを使ってメールを送信する場合は、その送信元やアフィリエイトの IP を記述した SPF レコードを公開して、ドメインに関連付けられた DKIM 署名を使ってメールに署名してください。

SPFレコードの設定と、DKIM署名の設定が必要になります。

SPFレコードについては、昔からよく使われているかと思いますので、今回はDKIM署名の設定について説明します。

AWS SESのコントロールパネルにいき、認証済みのメールアドレス一覧から、DKIM署名を設定したい送信元メールアドレス詳細を開きます。DKIMという項目があるので、ここを開いて「Genarate DKIM Settings」をクリックします。

20150127_dkim_01

CNAMEレコードが3つ表示されるので、それをDNSレコードに設定します。
DNSに route53 を使っているので「Use Route53」をクリックすると、そのまま登録できます。

20150127_dkim_02

DNSにCNAMEを登録して、しばらく経つとAWSから「Amazon SES DKIM setup SUCCESS for xxx.xxx.com in US West (Oregon) region」という件名のメールが来ましたら、メールアドレス一覧で更新ボタンを押して、送信元メールアドレス詳細を開きます。

ここで、「enable」をクリックして有効化するのを忘れずに行って下さい。

20150127_dkim_03

これで、DKIM署名の設定が完了です。

今回参考にした記事:
AWS SESでGmailのFromにamazonses.com経由と表示されるのを防ぐ – 電子署名DKIM

Amazon SESでSPFとDKIMを用いて高信頼なメールを送る | Developers.IO

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