EC2上で稼働しているAmazon LinuxインスタンスのEBSボリュームのストレージ容量の拡張を行います。
1.AWSコンソールで該当のEC2インスタンスを選択します。
2.インスタンス ID とアベイラビリティーゾーンをメモしておきます。
インスタンス ID : i-xxxxxxxx
アベイラビリティーゾーン : ap-northeast-xx
3.インスタンスのシャットダウン動作の変更から、動作が「停止」になっていることを確認します。
4.インスタンスを停止します。
5.拡張するボリュームのスナップショットを作成します。
- インスタンスのデバイスの情報からアタッチされているEBSのIDを確認します。(画面の例だと /dev/xvda をクリック)
- コンソールの左側のEBSの「ボリューム」メニューを選択し、拡張するボリュームを選択します。
- 選択したボリュームのスナップショットを作成します。名前等を適当なものを入力しておきます。
6.作成したスナップショットから新しいボリュームを作成します。
- コンソールの左側のEBSの「スナップショット」メニューを選択します。
- 上記で名前を付けたスナップショットの作成状況(ステータス)が「completed」になったら、当該スナップショットを選択し、「ボリュームの作成」を選択します。
- 「ボリューム作成」ダイアログで、拡張するボリュームタイプを選び、拡張容量(ボリュームサイズ)を入力します。その際、アベイラビリティーゾーンは、2でメモしたものを設定します。
7.古いボリュームをデタッチします。
- コンソールの左側のEBSの「ボリューム」メニューを選択し、古いボリュームを選択します。「アタッチ済み情報」のデバイス名をメモしておきます。
「i-xxxxxxx (インスタンス名):デバイス名(例:/dev/xvda) (attached)」 - 選択した古いボリュームを「ボリュームのデタッチ」でデタッチします。
8.新たに拡張したボリュームをアタッチします。
- コンソールの左側のEBSの「ボリューム」メニューを選択し、拡張したボリュームを選択し「ボリュームのアタッチ」をします。
- インスタンス欄で、2でメモしたインスタンス名を選択します。
- 7でメモしたデバイス名(例:/dev/xvda)を入力し、「アタッチ」します。
9.インスタンスを起動します。
- インスタンスが起動したら拡張したボリュームをインスタンスが認識しているか「df -h」コマンドで確認します。
- 認識していない場合はファイルシステム拡張の作業をします。このAWSドキュメントを参照ください。(自分の環境では認識していましたので割愛します)
- 動作確認後、5で作成したスナップショットと古いボリュームを削除します。