レスポンスを高速化するAWS「Cloud Front」の活用
弊社のWebサイト基盤では、Amazon Web Services(AWS)のコンテンツ配信ネットワークである「Cloud Front」を活用して、世界各地のサイト閲覧者に対してコンテンツを高速に届ける仕組みを実現しております。
「Cloud Front」とは、世界中にエッジロケーション(edge locatin) というコンテンツの一時保存(キャッシュ)場所を配置し、サイト閲覧者には一番近いエッジロケーションにあるキャッシュコンテンツを参照させることで、高速にコンテンツを配信することを実現するコンテンツ配信ネットワーク(CDN:Content Delivery Network)です。
日本国内にも復数のエッジロケーションがあるので、世界各地からのアクセスに対してだけでなく、国内向けのサイトでも高速化を見込めます。
Cloud Front の導入により、通常のサーバー単体でのWebサイトホスティング等のサービスに比べて、各地からのアクセスやアクセス集中に対して高い性能を発揮できます。
Cloud Frontを利用したWebサイトの常時SSL化対応
Cloud Frontを利用して、Webサイトをセキュアな常時SSL化することが可能です。
SSL化することによりサイト閲覧時のデータ通信は暗号化される為、セキュリティが向上します。
また、常時SSL化は、検索性向上の為のSEO施策として近年重要性が増しております。
AWS の提供する「AWS Certificate Manager」により、SSL証明書を無料で発行して Cloud Front に組込みますので、低コストでサイトを常時SSL化することが可能です。
Cloud Front 導入の際のDNS
Cloud Front 導入には Aamazon Web Services のドメインネームサーバ(DNS)である Route53 と組み合わせて利用するのが効果的です。
特に、WebサイトのURLが、www.○○○.com のようなサブドメインでなく、○○○.com のようなドメイン名の頭になにも付かないURLで公開されている場合は、Cloud Front を導入する際には DNS は Route53 を利用することが必要になります。(参考1 参考2 )
弊社のWebサイト基盤でサイトを運営される場合は、弊社が管理するDNS(AWS Route53)に移管していただくことをお願いしております。