沖縄セルラー電話株式会社様提供の沖縄CLIPにて、連載『安積美加のウトゥアジビ シマアシビ』 での記事をピックアップしてご紹介します。
今回は、久高島の旧正月「シャクトゥイ」の記事です。
沖縄の旧正月。「神の島」と呼ばれる久高島(くだかじま)では、外間殿(フカマドゥン)において、一年間の健康を祈願する盃事「シャクトゥイ」が奉行されます。
数え15歳から69歳までの「正人(ショウニン)」と呼ばれる島の男性たちがシャクトゥイの主役。シージャカタ(目上の方)から年齢順に二人一組となって、集落の創始者となる根家(ニーヤー)や島の神々を統合する大切な香炉が保管されている外間殿に上がり、神役の女性たちが見守るなか盃事が進められていきます。
盃事を終えて外間殿から下りると、軽快な沖縄民謡「唐船ドーイ」に合わせて喜びを表現するカチャーシーを踊ります。
幾つも踊られたカチャーシーのなかで、もっとも盛り上がるのはどんなときでしょう?